
よく「胸を張りなさい!」なんて聞くけど、胸を張って良い姿勢をつくると肩がこるし、疲れるんですよね。「胸を張れ!」って正しいんですかね?

そうなんですよ!胸を張る姿勢は疲れるので、雑誌などに載っている肩甲骨を締めて胸を張れば疲れます。力を入れた姿勢は長時間持ちません。
さらに日本人は、胸を張る姿勢が苦手なんです。日本人はどんな姿勢が合っているかというと「優しい動き」になります。
胸を張らない日本人向けの「優しい動き」をすると、身体が柔軟になり、肩こり、腰痛の予防、仕事の生産性アップ、家事育児のパフォーマンスアップ、スポーツパフォーマンスのアップに繋がります。
日本人の姿勢について説明するので最後までお読みください!
説明はいいから早く「優しい動き」について知りたい方は、下記Amazonリンクから電子書籍をご購入くださいね↓↓
胸を張るのは力みであり緊張
「良い姿勢をしなさい!胸を張りなさい!」なんて姿勢指導をよく聞きますが、胸を張るのは力みであり、緊張です。
そんな力んだ姿勢を続けていれば、疲やすいし、肩こりや腰痛にもなりやすいんです。
要するに筋肉が硬くなり、肩こりになるんですね。
体幹を固めてしまうこと、全身の筋肉は硬くなり様々な痛みや不調の原因になることもあります。
「いやいや、胸を張っている姿勢が良い姿勢でしょ!」と言うトレーナーや教育者もいるでしょう。そんな方々に聞きたいことは「いつも胸張ってますか?」
おそらくですが人目のないところで力を抜いているはずです。
このように、胸を張る姿勢を長時間維持するのは難しいんです。胸を張るために肩甲骨を引き締めていなければいけませんから疲れるんです。肩甲骨周囲や胸周りに緊張があると呼吸もしにくいのでやはり疲れるんです。
「じゃあ、どうすればいいの?」と思ったのでないでしょうか?どうすればいいかを説明するので続きをお読みください。
力みのない姿勢が正しい姿勢
結論を先に言うと、正しい姿勢で1番大事なのは「力みがない」状態です。
力みがなければ緊張もないので、肩がこる、腰が痛い、疲やすいといった不調になりにくくなります。
間違ってはいけないのが「力みなく」と「脱力」を混同してしまうことです。
「脱力」は気が抜けているというか、酔っ払いの千鳥足状態と同じと思ってかまいません。
最低限の立つ、歩く力は必要です。脱力してしまうとフニャッとして猫背になりやすいので、やはり脱力はよくないと思っています。
なので、正しい姿勢とは、力みなく最低限の力で立つ、歩く、座る、動くということになります。
胸を張っている時点で、背中や腰に力を入れていますので正しい姿勢とはいえないのです。
胸を張らず、脱力しすぎない姿勢が正しい姿勢といえます。
さらに深く考察していくと、日本人に合った正しい姿勢があります。
日本人向けの正しい姿勢をすることで、力みない姿勢がつくりやすくなります。
「日本人向けの正しい姿勢って何?」と疑問を持ったと思いますので続きをご覧ください!
日本人の正しい姿勢なら「優しい動き」
日本人向けの正しい姿勢をするなら「優しい動き」がおすすめです。
「優しい動き」とは、江戸時代の一般の人々の姿勢や近代武術家の姿勢の共通点を軸につくった日常動作です。
簡単にいうと、日本人は正座や着物の文化から「骨盤が後傾した民族」であるため、骨盤後傾の姿勢が僕達にとって正しい姿勢の土台となるんです。
骨盤を後傾させ、背筋を楽にスーッと伸ばした姿勢が正しい姿勢になるんです。
このような「優しい動き」で日々過ごすことによって、身体の無駄な力が抜けていくんです。
民族性に合わない姿勢で動き続けると、無駄に力を入れてしまい、こりや歪みの原因になってしまうんです。さらに胸を力で張ってしまえば、常に力んでいる状態なのでこりや張り、歪みがひどくなりやすいんです。
長期的にみても力んで胸を張る、民族性に合わない姿勢をするのはよくないんです。
骨盤後傾が土台の「優しい動き」ですが、日本人の所作に合わせて、様々な身体の使い方を提案しています。
お辞儀、ふすまを開ける、物を持つ、歩く、立つなど様々な型があります。
そんな「優しい動き」は、整体師、催眠療法師、武術研究家の新井洋次先生が考えつくったものです。
さらに「優しい動き」を電子書籍として僕が書かせていただきました。
「優しい動き」は、筋肉至上主義の方には合わないので読まないでください。
「優しい動き」は
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なので、身体の使い方を変えて、仕事の生産性を上げたい、家事、育児で疲れにくくなりたい、スポーツが上手くなりたい方におすすめです。
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